大切にしたいこと
立川市中央図書館。
食の専門図書館が遠くなってしまい、調べ物に困って週末に足繁く通う日々。
唯一、集中して読める環境ですし・・・
質素だけれども、華やかな江戸料理や地域の伝統食についての書籍がありました。
そこにはあまりにも自然に、当たり前のように心と身体は食べ物でできていて、食べ物によって日々整えられていくことや、ごくシンプルな流通。余すことなく消費することが記されていました。
こういった所から裏付けを取って文章なり、料理なり、何らかの表現をしていきます。
裏付けを取っていく作業は大変だけれど、たまらなく楽しい。
何でそんなことをしているのかというと
今の時代にはかき消されてしまうような小さなことかもしれないけれど、人の知恵と工夫で培われてきた食の歴史は、きっと今の消費のあり方を考えるきっかけになると思うのです。
そこを伝えていくのに、種採り野菜を売る・・・他に、ある方は言葉にのせて紡ぐだろうし、私は料理に込めて繋いでいきたいし、便利な暮らしの中のエッセンス的な存在であり、愉しみでありたい。そう思っています。
多分強めに訴えたら現社会の否定になってしまい共存にならなくて。
古き良き思考でも今と共存していくことが大切ですから。
私にできることなんて小さな小さなことです。でもその時間を重ねて行くことで
少し大きなことになれば良いなと思っています。
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