たねを環る野菜
数日ぶりに対話するように料理しております。
こちらは子安三寸人参。
葉っぱも一緒に食べるには・・・
やはりアチャール(ネパール風漬物)ですね。良き箸休め。
先日、お野菜のお取引が増えたことにより、今までを立ち戻る瞬間がありました。
日々お取り扱いしている作物たち。もちろん愛して止まない存在です。
でもお客さんにはどのような野菜なのか、雑穀なのか、意外と伝わりにくく
固定種・在来種・種採り野菜と表現していました。
内容的には変わりませんが、時には種を採っていない野菜もあるでしょうし、お仲間の有機栽培農家さんからお引き受けされた野菜も入ります。
そこに農家さんの愛が詰まっていることに変わりはないですし、皆さんはF1を否定したりしません。
私の中でも何となく思うところがあり、農家さんから学んだ中にも、限定的にすること自体が不自然という言葉があったので、〜でないといけないとか、安全じゃないとかを
彷彿させないような表現にしたいと思いました。
そこで、「たねを環る(めぐる)野菜」というのはどうだろうと。
植物の循環の中にいるたね、そのたねを採ることは最良かもしれないけど、それぞれの事情ややり方でそうでないものも決してマイナス要素ではなく、同じ想いのある農家さんが作った愛ある作物という意味で。
ここ、大事なところですよね。是非伝わってほしいです。
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