朝日米
おにぎりスタンド、明日も11:30~14:30の営業となります。
今日はおにぎりに使用しているお米について。
岡山県の朝日という品種でササニシキのひいお爺さんにあたるようです。
家系図としては日ノ出→京都旭→朝日となり、日ノ出の稲刈りの際に倒伏せず立つ一株が京都旭の穂株となりました。
そこからお米農家さんが種採りをして朝日米が生まれたわけです。
朝日が明治に生まれて、様々な理由で高評価を得ていきます。が、やはり時代の流れと作りやすいお米に移行するなど幻の米扱いになっていく一方、冷めても美味しくかつての日本人が好んでいた食味のお米は和食の世界では輝き続けています。おかげで今でもほぼ原種のままのお米が食べれるのは、マニアにはたまりませんよね 笑
私も学生時代に和食の先生からご飯の炊き上がりについて「お米とお米の間隔を大切に」
と教わり、美味しい食感を意識してきましたが、やはりもちもちのお米よりあっさりした食味のお米の方が間隔は作りやすいと感じます。
種採りランチの頃から使用して今に至る朝日は倉敷市の山﨑農園さんが無肥料無農薬で育てられています。
明日も丁寧に撫で洗いして、土鍋で古代米と朝日の八分搗きと2種類炊いてご用意してお待ちしております。
梅雨の雨模様かもしれません、お越しの際は足元にお気をつけて。
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