こんな時だからこそ
金柑もまた元気を運んでくれるような色をしていますね。
ここのところ、夕方の空はいつも通りの雲が流れていて、地上の右往左往なんてお構いなしな光景が羨ましく思えました。
作物たちもいつも通り、通常の流通では人間都合での影響はあるかと思いますが、
こういう時も生きている様がとても頼もしく、自分らの弱さ、無力さを感じずにはいられません。
簡単に言えることでは無いのでずっと考えていましたが、少し呟かせてください。
短い間にあらゆる時間が失われました。それは楽しみだったり、いつも通う場所だったり
あともう少しでお別れの場所だったり、人生を左右するかもしれない機会だったり。
もちろん多くの人を守る、最善策だとは思います。
得体の知れないものは怖いですからね。
私も含め食に関わる仕事や、人の集まる場所で仕事が成り立つ人達は、相応な対応が求められ
仕方が無いけど何かやり切れない気持ちでいて、他の分野でも同じ気持ちの方も少なく無いと思います。
お金が保証されるからどう、とかも大事ですが、人のやり切れない気持ちの矛先がどこへ行くのか。
事が長期化すればするほどそこを丁寧に見ていかなければと感じています。
そこで・・・
先が見えない状況だからこそお客さんの様子や気持ちが知りたいと思い、
今月末に種採り野菜とおでんのお店「おでんとたね」を開くことにしました。
植物材料のみのおでんはサラッと食べれて、排毒の季節にも。
端境期に最高に美味しい青菜たちのおかずと一緒に。
詳細はまた改めてお知らせいたしますね。
春を味わって、お腹いっぱいになって、ほっこりして頂けますことを。
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